奥州・金ケ崎

喜びぶつけ躍動 前沢よさこいフェスタ【奥州】

4年ぶりに行われた奥州前沢よさこいフェスタ。迫力ある演技で盛り上げる遊夢舞

 第16回奥州前沢よさこいFesta(フェスタ)は9日、奥州市前沢のイオン前沢店駐車場などで開かれた。岩手、宮城、青森各県のよさこいチームと、奥州市内の2023年度厄年連、年祝連など27団体、約500人が集い、熱気あふれる演舞で祭典を盛り上げた。

 同店同友店会とアスティ商店会、前沢商工会などで構成する実行委員会が4年ぶりに開催。同店駐車場と隣接するアスティ商店会通りの南北線で、1団体当たり最大4回、オリジナル曲を披露した。そろいの装束をまとい、勇ましく声を上げて躍動する踊り手たちに、観衆は拍手や声援を送った。

 地元前沢を拠点に活動する遊夢舞(ゆめまい)はオリジナル曲「想源郷(そうげんきょう)」などを披露。リーダーの三田村愛さん(45)は「全員で3年間できなかった思いを踊りにぶつけた。多くのよさこい仲間と再会できて良かった」と話し、旗振りで参加した息子の琉海君(前沢小学校2年)は「よさこいは楽しい。大きな旗が振れるように練習したい」と汗を拭った。

 同日は参加者による総踊りなども繰り広げられ、一緒になってにぎやかなひとときを過ごしていた。

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