重機操作に生徒が挑戦 花巻・湯本中で建設ふれあい事業
花巻市の湯本中学校(菅原正浩校長、生徒107人)で10日、県建設業協会花巻支部青年部会(片方悟部会長)主催の建設業ふれあい事業が開かれた。生徒が重機操縦に挑戦し、建設の仕事に親しんだ=写真=。
建設業の魅力を知ってもらうことなどを目的に、1990年から毎年実施。同校で開かれるのは3回目で、2年生27人が参加した。
生徒は5班に分かれ、会員28人から指導を受けながら高所作業車、コンバインドローラー、バックホー、ホイルローダーの操縦と歩幅で距離を測る歩測を体験した。
このうちバックホーではボールを入れたショベルをレバーで操り、用意された箱に落とし入れる作業に挑戦。生徒が悪戦苦闘する中、会員がお手本を披露。スムーズにボールを箱に入れると、生徒は妙技に目を輝かせていた。
及川雅陽さんは「建設業に興味があったので楽しかった。バックホーの操作はシンプルだけど、左右に動かすのが難しかった」と話していた。
事業に合わせて、同部会は地域貢献活動の一環として、同校敷地内で敷きならしを行った。