虹テーマ、花あるまち願い 花巻駅にプランター 商議所女性会40周年記念
花巻商工会議所女性会(伊藤泰江会長、会員138人)は11日、創立40周年記念事業として花巻市のJR花巻駅東口に花のプランターを設置した。花のあるまちにしたいと、今年没後90年を迎える宮沢賢治が熱心に使った国際語「エスペラント」による同駅のイメージ名「cielarko(虹)」をテーマにした寄せ植えで市の玄関口を飾った。
寄せ植えは、今年10月に創立40周年を迎える同会が、計4カ所に設置。70センチ四方、高さ45センチの木製プランターに各支部ごとに設定したテーマで寄せ植えした。
このうち花巻駅前に設置されたのは、アジサイやラベンダー、ロベリアなど17種類を使い、青や紫色を基調とした寄せ植え。一年草と宿根草を組み合わせており、長い期間楽しめる。
同日は同会役員、同商議所の佐藤良介副会頭、同駅の川口春貴駅長が出席し、寄せ植えを配置。伊藤会長は「訪れた人に花のあるまちだと感じてほしい」と語り、川口駅長は「駅を利用する人に安らぎを与えてくれる」と感謝した。
同会は11月9日に市内で記念式典を開催。同市出身の童話作家柏葉幸子さんの記念講演会も開く。