一関・平泉

手作り衣装でポーズ ダンスや一発芸も 一関幼稚園キッズコレクション

初めて開かれた「IKC」のファッションショーでポーズを決める一関幼稚園の年長児
オープニングでマツケンサンバを元気よく踊る年中児

 一関市字釣山の認定こども園一関幼稚園(千田智明園長、園児165人)で19日、ファッションショーを盛り込んだイベント「IKC(一幼キッズコレクション)」が初めて開かれ、園児が手作りの衣装でランウエーを歩いて楽しんだ。

 同市で国内最大級のファッションイベント・東京ガールズコレクション(TGC)の若者向けイベント「TGC teen ICHINOSEKI 2023」が5月に初開催されたことを受け、同園でもさまざまな表現を楽しもうと教職員と園児たちが企画した。

 オープニングは年中児によるダンス「マツケンサンバ」で盛り上がった。引き続き年少~年長児の有志が一発芸大会として太鼓演奏、工作、あやとり、手品、歌、腹筋運動、前転、瓦割りなど得意技を披露した。

 目玉のファッションショーには、年長児が2人一組で登場。ビニールシートや色紙、レース、シールなどを材料にしたカラフルな衣装を身に着け、会場中央に設けられたランウエーを進み、千田園長の前でポーズを決めた。

 衣装とポーズは、園児がそれぞれ友達や教職員と考えたもので、全員が胸を張って歩いていた。

 終演後、千葉心乃ちゃん(5)は「リボンが好き。ランウエーを歩けてうれしかった」と話し、中村彩人ちゃん(6)は「帽子が気に入っている。手品もうまくできた」と笑顔だった。

 IKCは20日も開かれ、年少~年長児が3人一組になってのゲームや、教職員対抗の綱引きが行われる。

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