老後の生き方 ヒントに 職員お薦め100冊紹介 金ケ崎町立図書館企画展
金ケ崎町西根西地蔵野の町立図書館で、企画展「人生100年時代到来! これからの自分のために」が開かれている。職員お薦めの約100冊を老後の生き方や健康管理、定年後の就労などのテーマ別に分類して棚に並べ、随時貸し出している。8月30日まで。
高齢社会の到来に伴って老後を取り巻く環境も大きく変化する中、より良く生きるため、個々に応じたヒントを書籍から探ろうという企画。貸し出し中を示す表紙のコピーだけが棚に残った書籍も多く、利用者の関心の高さがうかがえる。
分類のテーマは▽笑いに涙、高齢者の働く現場▽読んで元気になる、生き方参考書▽明日からトライ! 健康と美を手に入れる―など。このうち働く現場では「交通誘導員ヨレヨレ日記」「派遣添乗員ヘトヘト日記」など、職種別の随筆が人気を集めている。
同館の北條美加副主幹は「それぞれのライフスタイルなどに合わせて、自分らしく元気に暮らせるヒントを本から見つけてもらえたら」と利用を呼び掛けている。
開館時間は午前10時から午後7時まで。月曜休館。期間中は今月28日と来月11日も休館となる。