花巻

地域限定「葡萄園の妖精」発売 花巻・大迫

大迫町内の酒店で限定発売されたワイン「蒲萄園の妖精」

 花巻市大迫町のオリジナルブレンドワイン「葡萄(ぶどう)園の妖精」が21日、同町内の酒店限定で発売された。17年目の2023年は赤ワイン480本、白ワイン240本を製造。関係者はオリジナルワインが大迫町を訪れるきっかけになればと期待している。

 「大迫オリジナルワインで地域活性化を目指そう」と、07年にスタート。花巻商工会議所大迫支所が企画し、同町内酒店店主有志がこだわったブレンドで、地元醸造所のエーデルワインが製造している。

 発売開始式は同町大迫の小川酒店で行われ、同支所の山影義一会長は「皆さまに愛されるワインとなり、多くの人が買いに訪れて通りがにぎやかになることを期待している」とあいさつ。市大迫総合支所の中村陽一支所長は祝辞で「こだわりのブドウをぜいたくにブレンドし、今年も非常にいいワインに仕上がった」と述べ、エーデルワインの小田嶋善明代表取締役社長の音頭で乾杯した。

 赤ワインはメルローとロースラー、ツヴァイゲルトレーベの3種のブドウを使用。アルコール度数は12・5%で、爽やかな渋みが特徴。白ワインはリースリングリオンとナイアガラをブレンドしたやや辛口で、アルコール度数は11%。フルーティーで香り豊かに仕上がっている。

 容量は750ミリリットルで、昨年よりも30ミリリットル増量。価格は2530円(税込み)。同店のほか、かげつ商店、高橋酒店、藤倉酒店、近村酒店で取り扱っている。無くなり次第終了する。

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