深緑に癒やされ きょうまで夏油夏まつり 北上
深緑夏油夏まつりは22日、北上市和賀町岩崎の瀬峯坂温泉宝珠の湯特設会場で始まった。きたかみ牛の試食やアスパラドッグの販売、じゃんけん大会が企画され、来場者が豊かな緑に癒やされている。23日まで。
県道122号(通称・夏油高原いで湯ライン)沿いの事業者ら有志でつくる「いで湯までのラインを楽しむ会」(佐藤孝志会長)が、自分たちの事業のPRや地域活性化を狙いに主催。5回目となる今回は21の出店があり、同まつり名物のアスパラドッグやきたかみ牛、野菜、加工品、飲料、木工品などが販売された。
呼び物のじゃんけん大会は、食品やおもちゃ、地元の特産品などが賞品とあって親子らが挑戦。温泉入浴券などをもらった泉田彩名さん(和賀東小学校1年)は「きたかみ牛がおいしかったし、お出掛けできて楽しい。夏休みは畑の手伝いを頑張りたい」と語った。
佐藤会長は「温泉をはじめ、いで湯ラインにはさまざまな魅力があり、それを1カ所に集めた。祭りだけでなく、年間を通して春夏秋冬それぞれの良さを感じてほしい」と願っていた。
最終日も各種販売やきたかみ牛大試食会、じゃんけん大会などを予定している。時間は午前10時から午後3時まで。