一関・平泉

形さまざま 完成楽しみ 野焼まつり向け制作会 萩荘【一関】

第46回萩荘野焼まつりに向けて作品を制作する参加者

 第46回萩荘野焼(のやき)まつりに向けた作品制作会が22、23の両日、一関市萩荘の萩荘市民センターで開かれ、参加者が粘土の感触を楽しみながら作品を作り上げた。

 23日は実行委4人を含む12人が参加。ろくろに粘土を載せて角度を変えながら、埴輪(はにわ)を模した置物や、縄文土器のような器などさまざまな作品に取り組んだ。

 同センターで活動している陶芸サークル・夢創会の伊師みゆきさんが講師を務め、野焼の特徴を踏まえて「ある程度、厚みがあった方がいい」などと参加者に助言し、手を貸していた。

 常連だけでなく初参加の人もおり、同市萩荘の岩渕陽子さん(71)は「兄に誘われて初めて参加した。器に穴を空けて夢灯(あか)りを作りたい」と話し、兄、姉とそれぞれ制作に励んでいた。

 作品は同市萩荘の尾花が森公園キャンプ場で9月9、10の両日に開かれる同まつりで野焼窯に入れられ、一晩かけて焼き上げられる。

 実行委は作品制作会の参加者以外からの出品も受け付ける。粘土の購入など問い合わせは同センター=0191(24)2325=または萩荘文化協会の佐藤信一事務局長=090(3120)8474=へ。

地域の記事をもっと読む

一関・平泉
2025年5月14日付
一関・平泉
2025年5月14日付
一関・平泉
2025年5月14日付
一関・平泉
2025年5月14日付