花巻東、2年ぶり決勝 夏の高校野球岩手大会
第105回全国高校野球選手権記念岩手大会(県高野連など主催)は24日、盛岡市のきたぎんボールパークで準決勝が行われ、花巻東は盛岡一を10―4で下し、2年ぶりの決勝進出を決めた。盛岡三は盛岡商を5―1で退け、2011年以来となる決勝へと駒を進めた。花巻東は4年ぶりの甲子園出場を目指す。【6面に関連】
花巻東は一回に4番千葉柚樹主将(3年)の右犠飛で先制し、三、四回にも加点。六回に投手陣がつかまり逆転されたが、七回に反撃。打者13人の猛攻で一挙7点を奪い、盛岡一を突き放した。
盛岡三は1点を追う三回に安打と野選などを絡めて2点を挙げて逆転。その後も効果的に加点し、流れを渡さなかった。先発藤枝歳三(2年)は6安打1失点で完投した。
25日は休養日で試合はなく、決勝は26日午前10時からきたぎんボールパークで行われる。花巻東と盛岡三が決勝で顔を合わせるのは、同年の第93回大会以来で12年ぶり。この試合は5―0で花巻東が制している。
◇きたぎんボールパーク
▽準決勝
花巻東10―4盛岡一
盛岡三5―1盛岡商