奥州・金ケ崎

水浴び歓声 県南各地で今年初猛暑日【奥州】

滝行をまねて水遊びする園児

 25日の県南地方は、本州付近を覆った高気圧の影響で午前中から強い日差しが照り付けて気温も一気に上昇し、盛岡地方気象台によると、各地の最高気温は奥州江刺で35・7度、北上で35・3度と今年初の猛暑日となったほか、花巻で34・8度と今年最高を記録し、厳しい暑さに見舞われた。

 この暑さの中、水遊びの人気スポットとなっている奥州市江刺の江刺カルチュアパーク親水広場では、園外保育で訪れた金ケ崎町のたんぽぽ保育園の年中児21人が水着姿で大はしゃぎ。滝のように頭上から降り注ぐ水を浴び、歓声を上げていた。

 引率した佐藤泉園長は「園にもプールはあるものの、噴水で楽しく遊ぼうとやって来た。コロナ禍での自粛が続き、園外での水遊びは久しぶり。いつも水を怖がる園児も、ここでは笑顔で遊んでいる。でも、こんなに暑くなるとは」と話し、熱中症対策にも気を配っていた。

 同地方は26日も高気圧に覆われるため、晴れや曇りで、気圧の谷や暖かく湿った空気の影響により、雨の降る所がある見込み。

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