花巻

悲願の日本一へ 壮行式で決意新た 甲子園出場 花巻東

優勝報告会と壮行式で、優勝旗を手に入場する花巻東ナイン

 第105回全国高校野球選手権記念岩手大会(県高野連など主催)で4年ぶり11度目の優勝を果たした花巻東の優勝報告会と壮行式は27日、花巻市松園町の同校で行われた。生徒や教諭らから激励を受けたナインたちは悲願の日本一への決意を新たにした。

 壮行式と報告会は同校グラウンドで行われ、生徒約660人が見守る中、ユニホーム姿の選手たちが優勝旗を手に入場。小田島順造校長は「甲子園ではどの対戦相手に決まっても、恐れることはない。自分たちの野球をやれば、県大会決勝のような結果がついてくる」と激励した。

 生徒会長の上田明日海さん(3年)は「簡単な試合ばかりではなかったと思うが、そこを勝ち切った皆さんの実力は確かなもの。皆さんのプレーを見て、私たちもいい刺激を受けた」と語った。続いて、応援団の千葉礼星団長(3年)の先導で全校生徒がエールでナインを勇気づけた。

 千葉柚樹主将(3年)は「皆さんの応援があり、優勝することができた。甲子園では一戦一戦を戦い抜いて、必ず優勝できるように頑張る」と意気込みを語った。

 チームは29日まで同校で練習し、30日に甲子園に向けて出発。組み合わせ抽選は、8月3日に大阪市内で行われる。

地域の記事をもっと読む

花巻
2025年5月1日付
花巻
2025年5月1日付
花巻
2025年5月1日付
花巻
2025年5月1日付