花巻

大空仰ぎ手足を伸ばし 花巻空港でラジオ体操

いわて花巻空港でラジオ体操を楽しむ参加者

 花巻市東宮野目のいわて花巻空港で30日、県空港ターミナルビルが主催する「みんなでラジオ体操&平行誘道路マラソン」が行われた。参加者は青空の下、普段入ることのできないエプロンで体操とマラソンを楽しんだ。

 空港を身近に感じてもらうイベントで、今年で12回目。県内をはじめ、福岡県や宮城県などから過去最多となる約390人が参加した。

 同日の県南地方は、前日に続き高気圧に覆われた影響で朝から気温が上昇。最高気温は花巻市大迫35・6度、北上35・3度、奥州市江刺36・2度、一関36・3度(いずれも盛岡地方気象台調べ)と各地で猛暑日となり、厳しい暑さに見舞われた。

 参加者は朝の涼しいエプロンで、市スポーツ推進委員3人からレクチャーを受けて体操を満喫。平行誘導路マラソンでは、同ビルの髙橋達也代表取締役社長の号砲で一斉にスタートし、同空港の関係車両を先頭にエプロンサイドから滑走路南端までの約1・2キロ区間をおのおののペースで走り、爽やかな汗を流した。

 マラソンで1着となった高橋愛尊君(桜台小学校6年)は「参加するのは初めてで、道が平たんで走りやすかった。1番になれたのはすごくうれしい。ラジオ体操も気持ちよかった。また参加したい」と満喫した様子だった。

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