北上ミューズコーラス隊 全国大会で5冠 歌声に最高評価 第1回全日本こどもの歌コン
東京都渋谷区のHakuju Hallで29日に開かれた第1回全日本こどもの歌コンクール全国大会(全日本こどもの歌教育協会主催)の重唱・合唱部門で、北上ミューズコーラス隊がグランプリを受賞し、審査員長賞などと合わせて5冠に輝いた。同隊にとって初の全国の大舞台。中学生14人が息の合った完成度の高い歌声を会場いっぱいに響かせ、最高の評価を受けた。
同コンクールは子どもたちの歌唱力向上などを目的に創設され、独唱と重唱・合唱の2部門がある。同隊が出場した重唱・合唱は未就学児から中学生まで2~20人で自由に編成でき、予選(動画審査)、本選審査(対面)が行われ、全国大会出場10組が決まった。
上野、東陵、北上北、南、飯豊、北上の市内6校の生徒が出演した全国大会で、同隊は身ぶり手ぶりを交えて童歌「一番はじめは一の宮」「あんたがたどこさ」、沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」の3曲を披露。グランプリのほか、審査員長賞、聴衆の投票で決まる聴衆賞、最優秀指導者賞、ベヒシュタイン賞を受賞。メンバーの千田ことはさん(南2年)は「『良かったよ』と言っていただいた。信じられないほどうれしい」と素直に喜びを語った。
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