「サッコラ」市街地に熱気 盛岡さんさ踊り開幕【岩手】
盛岡市の夏祭り「盛岡さんさ踊り」は1日、同市中央通をメイン会場に開幕した。コロナ禍が落ち着きを見せる中、パレードエリアが拡大され、有料観覧席が復活するなど4年ぶりの通常開催。祭りでは軽快な太鼓の音と「サッコラ チョイワヤッセ」の威勢の良い掛け声が響き渡り、市街地は熱気に包まれた。
初日のパレードは午後6時すぎにスタート。役員を含む特別集団に始まり、あでやかな浴衣姿のミスさんさ踊りやさんさ太鼓連、一般参加団体などが続々と登場。総勢38団体、約3800人が参加し、太鼓や笛、唄、踊り手による大パレードを繰り広げた。
1団体当たりの参加人数も増え踊り手は躍動。太鼓の音に合わせ、福を呼び込む意味がある「サッコラ チョイワヤッセ」の掛け声で、にぎやかに踊った。観覧席や沿道の見物客は写真を撮ったり、拍手をしたりして夏の風物詩を堪能していた。
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