北上・西和賀

みちのく芸能まつり 熱い3日間 あす開幕 北上に県内外105団体集結

 第62回北上・みちのく芸能まつり(運営委員会主催)は、4日に北上市内で開幕する。6日まで3日間のフル開催は4年ぶりで、県内外から105の民俗芸能団体が出演を予定。鬼剣舞や鹿踊(ししおどり)、神楽、和太鼓などの演奏・演舞が繰り広げられるほか、市民パレードや花火などが行われる。

 同まつりは新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020、21年は中止、22年は2日間に縮小。今回は19年以来の通常開催となる。

 4日は午後6時から駅前大通りのおまつり広場での和太鼓公演に続き、22団体、約1200人による市民パレードを実施。少年鬼剣舞群舞も行われる。

 5日は午前に鬼剣舞団体が護摩法要と合同供養を行い、午後から市内各所で芸能公演。市文化交流センターさくらホールでは「風流踊(ふりゅうおどり)」の国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産登録を記念した「風流踊大図鑑」を催し、岩崎、滑田両鬼剣舞(同市)、朴ノ木沢念仏剣舞、川西大念佛剣舞(奥州市)、千本六斎念仏(京都府)などが演舞を披露する。

 夕方からは駅前大通りで子どもら6団体がみこしを披露。神楽「権現舞」大群舞、鹿踊大群舞、県内外、市内各団体の演舞に続き、7時40分ごろからかがり火がたかれる中で鬼剣舞大群舞が行われる。

 6日はさくらホールで午前に神楽公演と芸能公演、午後に鬼剣舞全演目公演を予定。夜の北上川河畔での「トロッコ流しと花火の夕べ」でまつりを締めくくる。

 風流踊大図鑑と鬼剣舞全演目公演、5日の駅前大通りの観覧席はいずれも有料。6日の花火は、有料席のチケットがないと北上川堤防に入場できない。チケットは各プレイガイドで扱っている。

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