観光客に迫力伝えたい PR向け10基制作 黄川田さん 富士大大学院2年 花巻・大迫あんどんまつり
花巻市大迫町内で14、16日に開かれる市指定無形民俗文化財・大迫あんどんまつり。盛岡市出身の黄川田玲さん(富士大大学院2年)は祭りの機運を高めようと、角あんどん10基を制作している。角あんどんには、あんどんまつりで運行される山車の写真が貼り付けられている。スーパーやまと(花巻市大迫町大迫)内の休み処(どころ)に置かれる予定で、大迫の盆の夜を彩る祭りをPRする。
黄川田さんは空き家の活用方法などについて研究を進めており、2022年に同大教授と大迫地域街並み整備検討委員会のワークショップ(WS)に参加したことで大迫に興味を持った。現在は町内に在住し、大迫地区コミュニティ振興会(菊池忠久会長)のメンバーとして大迫の地域活性化に取り組んでいる。
角あんどんは菊池会長とともに、7月から制作を開始。高さ194センチ、横80センチ。角材で枠組みを作り、拡大した山車の写真を貼り付ける。中には発光ダイオード(LED)ライトが取り付けられている。
この記事の詳報を岩手日日紙面または電子新聞momottoでご覧いただけます。