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花巻東きょう初戦 宇部鴻城と第１試合 全国高校野球選手権大会
【甲子園取材班】第１０５回全国高校野球選手権記念大会で、４年ぶり１１度目出場の花巻東は、８日の１回戦第１試合で４年ぶり３度目出場の宇部鴻城（山口）と対戦する。前日の７日には兵庫県伊丹市の伊丹スポーツセンター野球場で練習に臨み、８年ぶりの「夏１勝」に向けて気合をみなぎらせた。【６、９面に関連】
練習は午前８時から２時間行った。シート打撃では相手の主戦を想定し、右横手投手をマウンドに立たせた。佐々木麟太郎、小林然、熊谷陸（いずれも３年）ら左打者はセンターから左方向に鋭い打球を放ち、攻略の糸口を探った。締めくくりのノックでは内外野の連係を確認しながら、全員が気合の入った声を出して決戦へ士気を高め合っていた。
佐々木麟は「自分の結果よりもチームが勝つことが大事。打撃では自分の形とリズムをつくり、ベストスイングをしたい」と一戦必勝を誓った。千葉柚樹主将（３年）は「守備からリズムをつくる自分たちのプレーを徹底する。必ず勝ち切る」と闘志をかき立てた。
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