堂々奉納土俵入り 駒形神社で横綱照ノ富士 太刀持ち錦木【奥州】
奥州市水沢中上野町の駒形神社で7日、大相撲の横綱照ノ富士らによる奉納土俵入りが行われた。太刀持ちには盛岡市出身の錦木が務め、照ノ富士が不知火型の土俵入りを堂々と披露し、大勢の観客を喜ばせた。
同神社の奉遷120周年を記念したもので、大相撲力士による奉納土俵入りは初めて。8日に同市で開かれる大相撲奥州場所の関連行事としても実施された。
総代ら関係者と観客の約200人が境内に集まった。立行司の式守伊之助が先導して、露払いの翠富士、照ノ富士、錦木の順に鳥居付近から社殿前の参道へと入場。横綱が腰を落とした状態から両手を左右に大きく広げながら体を起こしていく独特のせり上がりを披露した。しこを踏むと観客から「よいしょ」の掛け声が送られた。
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