内野の連係確認 花巻東、あす2回戦 全国高校野球選手権大会
第105回全国高校野球選手権記念大会に出場している花巻東は11日、兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場で練習を行い、13日のクラーク記念国際(北北海道)との2回戦へ闘志をみなぎらせた。【8、13面に関連】
練習は午後2時に開始し、ノックやシート打撃などに取り組んだ。打撃練習では、クラーク記念国際のエースで横手、スリークオーターと投法を変える変則右腕・新岡歩輝(3年)を想定してサイドスローの打撃投手をマウンドに立たせ、対策を練った。
走者を置いたケース打撃ではレギュラー陣が守備に就き内野の連係プレーなどを確認し、シートノックで練習を締めくくった。ブルペンでは中屋敷祐介(3年)、葛西陸(2年)ら投手陣が投げ込みを行った。
佐々木洋監督は「初戦を終えて、選手たちも落ち着いてきており、状態も良くなっている」と手応えを語る。
捕手の小林然(3年)は「暑さにも慣れてきて、全体的に動きが良くなってきている。自分たちの持ち味の守備力を発揮して、2回戦を勝ち上がりたい」と気合を入れ直していた。
花巻東は12日に兵庫県西宮市の津門中央公園野球場で最終調整を行う。