花巻東きょう2回戦 全国高校野球選手権大会
兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれている第105回全国高校野球選手権記念大会で本県代表の花巻東(4年ぶり11度目出場)は、13日の2回戦第3試合で北北海道代表のクラーク記念国際(7年ぶり2度目出場)と対戦する。試合を翌日に控えた12日は同市の津門中央公園野球場で練習を行い、2015年以来8年ぶりの16強入りを目指して最終調整を行った。【8、13面に関連】
練習は午後1時から2時間ほどで、前半はフリー打撃に取り組んだ。選手たちはリラックスした表情を浮かべ、横手投げの打撃投手から鋭い打球を放った。締めくくりのノックでは、全員が気合の入った声を出して士気を高め合っていた。
プロ注目のスラッガー佐々木麟太郎(3年)は宿舎でフォームなどを調整した上で、後半の守備練習から合流。2回戦に向けて「やるだけのことはやってきた。後は自分たちのベストを尽くすだけ」と落ち着いた様子で語った。
千葉柚樹主将(3年)は「失点を少なくし、守備からリズムをつくる自分たちの持ち味を出していきたい。相手打線は下位でも粘り強いので、しっかり守っていきたい」と闘志を込めた。
試合は午後1時10分開始予定。