特産リンドウ花摘み 盆需要ピーク・西和賀高生 奉仕作業で地域理解
県立西和賀高校(助川剛栄校長)の生徒は12日、西和賀町沢内字弁天地内のリンドウ圃場(ほじょう)で花摘みのボランティア作業を行い、地域の特産品に触れた。
同町は全国トップクラスのリンドウ産地で、町のオリジナルブランドとして東京、大阪、仙台の市場に出荷している。収穫はお盆の需要期前にピークを迎えており、同日は学校と地域の協働を目指す魅力化コンソーシアム事業の一環で圃場の片付けに取り組んだ。
同校の2、3年生11人のほか、主催する弁天地区営農組合、西和賀花卉生産組合、町教委などが参加。あいにくの雨降りとなったが、生徒は圃場に残ったリンドウを摘み取り、まとめて運ぶ作業などに精を出した。終了後にはリンドウがプレゼントされた。
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