一関・平泉

威勢良く「わっしょい」 悪霊退散を祈願 大東・大原だるま祭り【一関】

大原だるま祭りで威勢の良い掛け声を上げながら大だるまを担ぎ商店街を駆け回る若者ら

 一関市大東町の大原だるま祭り(実行委主催)は15日、同町の大原商店街で開かれ、地元の若者たちが「七転び八起き」で縁起の良いだるまを担いで通りを駆け回り、悪霊退散、無病息災などに願いを込めた。

 同日は大原八幡神社の奉納祭で大小のだるまに魂入れを行い、午後7時の花火を合図にだるまが出発。大原中学校の2016、17年度卒業生でつくる実行委のメンバー29人が高さ約3メートルの大だるま、大原小学校6年生24人が約2メートルの小だるまを担いで商店街を練り歩いた。

 新型コロナウイルスの影響による中止を挟み3年ぶりに再開した昨年は担ぎ手がマスクを着用しホイッスルを使わないなど感染対策を徹底したが、今年は以前と同様の形で開催。

 参加者は「わっしょい、わっしょい」と威勢の良い掛け声を上げ、大うちわで風を送りながらだるまを回転させたり揺らしたりして見物客を沸かせた。

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