花巻

戦後78年 平和へ思い込め打鐘 ユネスコ協会 黙とうし、不戦誓う 花巻

花巻市城内の鐘楼で平和を願い鐘を突く市民

 終戦から78年となった15日、県南地方の寺院などで鐘が打ち鳴らされた。参加者は戦争で尊い命を失った犠牲者を追悼するとともに、恒久平和を願う心を一つにした。

 花巻市内では、3カ所の鐘楼で花巻ユネスコ協会(三田望会長)による「平和の鐘」を鳴らす運動が行われた。

 このうち同市城内の花巻城大手門跡近くにある鐘楼では、同協会の会員や市民らが参加。正午からの1分間の黙とうに続き、参加者が一人一人鐘楼へ上がり、1回ずつ鐘を打ち鳴らした。打鐘後にはそっと手を合わせる人もいた。

 三田会長「15日は戦没者への慰霊の思いとともに、二度と戦争は起こさないという決意を固める日でもある。ロシアのウクライナ侵略をはじめ世界各地ではたくさんの紛争地を抱え、戦争を起こさないという平和に対する強い願いが今こそ必要だ」と話していた。

 打鐘は同市台の松山寺、同市東和町土沢の浄光寺でも行われた。

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