北上・西和賀

商品開発、販路拡大へ 連携協定を締結 西和賀町とトラストバンク

協定書に署名し、握手する内記町長(左)と川村代表取締役

 西和賀町とふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンク(本社東京都、川村憲一代表取締役)は16日、商品開発支援等の連携に関する協定を締結した。地場産品を活用した商品開発・改良・発掘や、同社が提供する通信販売サイト「めいぶつチョイス」による販路拡大に協力して取り組み、地域の産業振興を図る。

 町は2014年から「ふるさとチョイス」を活用してふるさと納税の推進拡大に取り組んでおり、22年度には若畑老人クラブ長生会が製作するあけびづる細工の取り組みが優良事例として本県初の表彰を受けた。

 協定は、地域の事業者の自立した持続可能な事業運営を推進するのが狙いで、東北地方で初めて。具体的には、10月にグランドオープンする「めいぶつチョイス」で同町の地場産品を販売するほか、消費者ニーズやマーケティングなどのノウハウを持つ社員や専門家と同町が連携し、新商品開発などに取り組む。「ふるさとチョイス」内での企画等の連携も協定事項に盛り込まれている。

 新商品開発には既に取り組んでおり、サイト開設時の販売スタートに間に合う見通し。西和賀の地域ブランド「ユキノチカラ」商品も取り扱い、新たな販売先の獲得などにつなげる。

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