一関・平泉

自慢の大輪 夜空に満開 一関・川崎夏まつり

第51回かわさき夏まつり花火大会で北上大橋上空に広がる2尺玉の大輪

 「おらが自慢のでっかい花火」として知られる一関市川崎町の第51回かわさき夏まつり花火大会(実行委員会主催)は16日、同町薄衣の北上大橋下流河畔を主会場に開かれた。呼び物の2尺玉をはじめ、同町出身のオペラ歌手を追悼するメモリアル花火など約1万発が秋の気配が漂う空に打ち上げられ、県内外から足を運んだ観客を感動に包んだ。

 北上川の広い川幅と河川敷を利用した東北有数ともいわれる花火大会。周囲が暗くなった午後7時、号砲を合図にプログラムが開幕し、2尺玉やスペシャルジャンボスターマイン、尺玉10連、創作花火などが弥栄側から打ち上げられた。

 大会は3部構成で、プログラム数は72。第3部には5月に42歳で亡くなった同町出身のオペラ歌手でオペラユニット「THE LEGEND(ザ・レジェンド)」メンバーの菅原浩史さんを追悼するプログラムが設けられた。同メンバーやファン有志、川崎中学校当時の同級生らがメモリアル花火として提供し、菅原さんの歌声とコラボした花火が送り盆の夜空を焦がした。

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