全国制覇に挑戦 投打充実、意気高く 専大北上高軟式野球
第68回全国高校軟式野球選手権大会(24日開幕、兵庫県明石市ほか)に東東北代表として北上市の専大北上が出場する。2年連続7度目。経験豊富な主力を中心に、投打ともに充実した戦力で全国制覇に挑む。
チームは岩手大会(7月1、2日)を勝ち上がり、同25、26日に宮城県で開かれた東東北大会を優勝して全国切符を獲得。昨夏のレギュラーメンバー6人が残り、盤石の強さを見せた。
1年生から試合に出ている岡本歩武投手、照井彪天捕手(ともに3年)のバッテリーは、あうんの呼吸。130キロ超の直球と、切れのある変化球のコンビネーションでアウトを積み上げる。
岡本投手は「勝ち進んで東北のレベルの高さを証明したい。昨年は後半に崩れて負けたので、今大会はコントロールを重視し、打たせて取るテンポの良い投球で守備からリズムをつくりたい」と思い描く。
照井捕手は打率とパンチ力、勝負強さを備え、打線でも3番に座る大黒柱。一発がある5番の懸田朋輝選手(3年)も控える中軸の前に、俊足の岩木琉真選手(3年)らが出塁できるかがポイントで、右腕の好投手を擁する報徳学園(兵庫)との1回戦では左打者の懸田、岩木両選手の役割がより重要になりそうだ。
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