理想のリーダー像は 市内3人が事例紹介 岩手大女性キャリア形成支援セミナー【北上】
岩手大主催の2023年度「女性のキャリア形成支援リカレントプログラム」一般公開セミナーは25日、北上市生涯学習センターで開かれた。市内の各事業所で管理職を務める女性3人が事例紹介し、これまでの労苦や今後求められるリーダー像を語り合った。
同大は県内事業所で働き、将来活躍が期待される女性を対象に今年度も5~10月に5回コースで連続講座を開講。第2回の一般公開セミナーは盛岡市、釜石市に続く3会場目で、同日は会場とオンライン合わせて12人が参加した。
ガイダンスに続き北上市教委南部学校給食センター所長の菊池恵理子さん(54)、社会福祉法人清智会特別養護老人ホームさくら爽副施設長の佐藤美知さん(52)、株式会社プリシエと祭り法人射的の両社代表取締役社長の種岡桂子さん(50)が事例発表。菊池さんは「役所の女性管理職は入庁時、係長までと思っていたが今は部課長にも増えた」、佐藤さんは「職員、管理職とも女性の割合が多く、女だから役職に就きにくいと思ったことはない」、種岡さんは「女性社員が多く、納涼祭など家族参加行事をして妻の業務内容を旦那にも知ってもらい、応援してもらっている」と職場の状況を語った。
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