食や文化の魅力紹介 今年度新作、配信開始 県職員ユーチューバー【岩手】
県は、動画投稿サイト「ユーチューブ」の公式チャンネル「iiiwate いいいわて」で今年度の動画配信を開始した。本庁や各広域振興局などの県職員ユーチューバーが各地の食や文化などを紹介し、本県の魅力を発信する。
インターネット交流サイト(SNS)を活用した情報発信強化の一環で、岩手ファンの拡大につなげようと2022年度に始まった。今年度は庁内公募で選ばれた本庁や各広域振興局などに所属する職員7チーム30人が撮影や編集を手掛ける。
今年度の第1弾は「座敷わらしを求めて二戸市・一戸町を巡る パート1」と「三陸の夏の旬 幻の貝とホヤを使ってクッキングに挑戦!」の2本で、8日に配信を開始。18日には「カシオペア連邦(二戸市、軽米町、九戸村、一戸町)」のイメージソングをBGMに職員が踊りを披露するショート動画を公開した。その後は毎週金曜日に配信する予定。県によると、昨年度は計51本の動画を制作し、総視聴回数は3万6000回余り。新鮮なウニやホタテなどの具材を購入・調理し、地元の食の魅力をPRする「1万円の海鮮丼作ってみたin宮古市魚菜市場」は再生回数が5000回を超える人気を集めた。
広聴広報課の担当者は「動画は県職員がそれぞれの個性やスキルを生かして制作している。動画を通じて本県の魅力を発信するとともに、県職員を身近に感じてもらいたい」と話している。