奥州・金ケ崎

ゆたかな家っこいさわ 救命SSに認定 奥州金ケ崎消防本部

救命サポーターステーションの認定証を手にする佐々木代表取締役(左)と千葉分署長

 奥州金ケ崎行政事務組合消防本部は、奥州市胆沢若柳のサービス付き高齢者住宅ゆたかな家っこいさわ(佐々木崇裕施設長)を「救命サポーターステーション(SS)」に認定した。同住宅で4日、経営するケアサービスゆたかの佐々木裕代表取締役に水沢消防署胆沢分署の千葉大生分署長が認定証を手渡した。

 認定は2015年度から同市と金ケ崎町にある事業所などを対象に行われ、同住宅で95カ所目。自動体外式除細動器(AED)を設置し、救命講習修了者などが常駐していることが主な条件で、いざというときに救急車が到着するまでの間、心肺蘇生法などの応急手当てを実践してもらい、救命率向上を図る。

 同住宅は15年5月の開所時からAEDを設置。入所者は現在45人。認定を契機に、全職員30人の救命講習修了を目指し、修了者が交代勤務で24時間常駐する仕組みを強化する。

 佐々木代表取締役は「系列の施設でも順次認定してもらうための準備を進める。施設近隣でAEDが必要になった場合にも、持ち出して活用したい」と話した。

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