安寧、五穀豊穣を祈願 伊勢神社例大祭【北上】
北上市村崎野の天照御祖神社(通称伊勢神社、伊勢義人宮司)の例大祭は6日、同神社で行われ、地域の安寧と発展、五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願した。
社殿で行われた祭儀には総代や氏子、地域住民、周辺の工業団地の企業・団体関係者ら約100人が参列。村崎野大乗神楽による御神楽奉納の後、参列者一人ひとりが玉串をささげた。祭儀の後は同神楽が権現舞を奉納した。
新型コロナウイルスの影響で2020年から総代などに限定したり規模を縮小するなどしていたが、今回は祭儀後の直会(なおらい)や奉納大演芸大会が行われたほか、前日には地域での神輿(みこし)渡御、宵宮祭儀も実施された。
伊勢宮司は「ようやくコロナ前と同じく通常開催することができた。世の中が平和で、人々が安心して幸せに暮らすことができるように、地域が発展するように願っている」と話していた。