一関・平泉

南沢神楽 魅力知る 古里学習で鑑賞、体験も 鶏舞継承 萩荘中・1年生【一関】

スサノオノミコトの舞い手から演じるこつを教わる萩荘中の1年生

 一関市立萩荘中学校(村上正和校長、生徒188人)の1年生64人は5日、地元に伝わる南沢神楽を同校で鑑賞したほか、演舞や楽器を体験し、郷土芸能の歴史と魅力に理解を深めた。

 同校では神楽の基本的な演目「鶏舞」が50年以上にわたって受け継がれ、生徒たちが運動会などで踊っている。これは1961年に萩荘の市野々集落を訪れた松竹歌劇団のために従来の鶏舞を5分程度に短縮して考案された踊りで、生徒が本来の神楽を知る機会は少なくなっている。こうした背景もあり、郷土芸能をより深く知ることで地域に一層の誇りを持てるようにと、1年生担当の佐藤渉教諭が南沢神楽の鑑賞を企画。総合的な学習の時間に古里学習として実施した。

 同日は南沢神楽の6人が「鶏舞」を上演。続いて「魔王退治」でスサノオノミコトが悪ふざけをする道化を成敗する場面を演じて見せた。生徒たちは舞台に見入り、終演後は舞い手と奏者を囲んで「鶏舞が始まる前の待ち時間が長いのはどうしてか」「お面を付けていると息がしづらくないか」などと次々と質問。さらに、スサノオノミコトや道化を演じるこつや、太鼓とかねの鳴らし方も教わった。

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