一関・平泉

青空の下、ソバの花見頃 きょう白露【一関】

青空の下、白い花で一面覆われたソバ畑=7日午前9時30分、一関市花泉町日形

 8日は二十四節気の「白露(はくろ)」。秋が深まり、朝晩の気温が下がることで白く輝く朝露が草花の表面に付くようになる頃とされる。

 7日の県南地方は高気圧に覆われて朝から晴れ、最高気温は奥州市江刺31・2度、一関30・6度、北上30・2度(いずれも盛岡地方気象台調べ)の真夏日。暑い日が続く中、一関市花泉町ではソバの花が見頃を迎え、青空の下で畑一面を覆うように咲く白い花々が訪れる人を楽しませている。

 地元の地域協働体「日花里の郷日形」地域振興部会が、特産品開発を通した地域活性化などを狙いに続けている取り組み。8月4日に休耕地約19アールへまいた種は約1カ月で1メートル前後に成長し、特徴ある花の香りに誘われたチョウやトンボなど多くの昆虫が畑の中を飛び交っている。同部会では10月にソバの実を収穫し、加工したそば粉を使って打った新そばを地域住民に振る舞う場を設ける予定。

 同気象台によると、8日の県内は高気圧に覆われて晴れや曇りで、湿った空気や台風の影響により夜は雨の降る所がある見込み。

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