奥州発マウスピース「Vシリーズ」 音楽の森ヴァース×佐々木駿さん あすから販売記念イベント
国内外のトランペットが多数展示される「トランペットフェア」は、9、10の両日に奥州市胆沢小山字尼沼の楽器専門店・音楽の森ヴァース(菅原道久社長)で開かれる。同社とプロ奏者佐々木駿さん(盛岡市出身)のコラボレーションで製作されたマウスピースの販売を記念したイベントで、両日とも佐々木さんによるマウスピースとトランペットの選定会などを予定している。
同社では、吹奏楽愛好者に親しまれている米国製のマウスピース「ニューヨーククラシック」から奥州発の新しい「Vシリーズ」を発売。同シリーズは佐々木さん監修の下、大きさ(内径)や深さなど何十通りの組み合わせからトランペット愛好者のために厳選したもの。初心者にも対応できるスタンダードタイプ4種類、上級者向けのアーティストモデル3種類がラインアップされている。
佐々木さんは「Vシリーズは吹奏感や音の響きなどにこだわった。トランペットを始めてから体の成長や技術の上達具合に合わせマウスピースを新しい物にしたいなどという愛好者に応えたい」と話している。
一方、トランペットは国内メーカーや海外の工房で造られた希少な物など50台ほどを展示。佐々木さんによるマウスピース・楽器本体選定会は、9日午前11時~正午、10日午前10時~午後5時に開催する。
Vシリーズの価格は1万6500円(税込み)。同社の菅原裕音副社長は「奥州発のマウスピースブランドを国内外にアピールしていきたい」と意気込む。
イベントに合わせて、9日午後3時から同社近くのバッハザールで佐々木さんのミニコンサートも行われる。事前予約制で入場料1000円。
問い合わせは音楽の森ヴァース=0197(22)6305=へ。