北上・西和賀

やりがい、魅力実感 児童が職業・社会体験【北上】

関係者(奥)に教わりながら電気工事士の仕事を体験する児童たち

 小学生の職業体験イベント「鬼っジョブ~北上おしごとパーク」(実行委主催)は10日、北上市文化交流センターさくらホールで開かれた。児童はリアルな職業・社会体験を通じ、仕事のやりがいや魅力に触れた。

 2013年度に始まり9回目。20年度からは新型コロナウイルスの影響で代替行事や中止、縮小開催となり、4年ぶりに通常開催。北上、西和賀両市町を中心に4年生以上の約220人が参加し、高校生や学生ら70人ほどがボランティアとして運営を支えた。

 会場には▽コンビニ店員▽銀行員▽花屋▽時計製造▽3D設計士▽保育士▽看護師▽大工▽パティシエ▽警察官(鑑識)―など約30職種のスペースが設けられ、児童が接客したり、お金を数えたり、目的の物を作ったり、血圧を測定したりと職種に応じて体験。体験後には疑似通貨「オニー」を受け取り、館内で好きな飲食物などを購入。実際の社会経済の仕組みを学んだ。

地域の記事をもっと読む

北上・西和賀
2025年5月9日付
北上・西和賀
2025年5月9日付
北上・西和賀
2025年5月9日付
北上・西和賀
2025年5月9日付