盛岡秋まつり あす開幕 4年ぶり通常開催
盛岡市に秋の訪れを告げる「盛岡秋まつり」は、14~16日に開かれる。豪華絢爛(けんらん)な山車10台が威勢の良い掛け声とともに、市内各地を練り歩く。新型コロナウイルスの影響で過去3年は中止や規模縮小を余儀なくされており、今年は4年ぶりの通常開催となる。
同まつりは、300年余り前の1709(宝永6)年、南部盛岡藩の町づくり完成を祝って始まったとされる盛岡八幡宮の例大祭で、山車行事は市の無形民俗文化財に指定されている。今年は消防団を中心とする地域の10団体が歴史上の人物や伝説などを題材に山車を製作した。
初日は午後1時にすべての山車が盛岡八幡宮を出発し、八幡町の通りを進む「八幡下りパレード」を実施。2日目は午後6時から勢ぞろいした山車が盛岡城跡公園(岩手公園)から大通を巡行する「大絵巻パレード」が見どころ。最終日は午後1時から盛岡八幡宮で流鏑馬(やぶさめ)などが行われる。
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