豪華絢爛 山車運行 盛岡秋まつり開幕
城下町・盛岡市に秋の訪れを告げる伝統の盛岡秋まつりは14日、開幕した。新型コロナウイルスの影響で中止や規模縮小を余儀なくされてきたが、今年は4年ぶりの通常開催。豪華絢爛(けんらん)な山車10台が市街地を練り歩き、初日から見物客を楽しませた。16日までの期間中、市内には威勢の良い掛け声と祭りばやしが響き渡る。
今年は地域や消防団などで組織した10団体が歴史上の人物や歌舞伎の場面などを題材に山車を製作。初日は雲間から時折日差しが降り注ぐ中、盛岡八幡宮の通り約500メートルを練り歩く「八幡下りパレード」が行われた。
勢ぞろいした10台の山車が次々と通りに登場。大勢の人が息を合わせて山車を引き、笛や太鼓の音とともに子どもらの「ヤーレ、ヤーレ」の掛け声が響き、沿道で待ち構えた見物客は写真や動画を撮影するなどして楽しんだ。
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