花巻

心肺蘇生や止血法学ぶ 花巻市内3高校で応急手当講習会

AEDを使った心肺蘇生法を学ぶ花巻農高の2年生ら

 花巻市消防本部による応急手当講習会は14日、同市の花巻農業、花巻東、花北青雲の3高校で開かれた。生徒たちが花巻高等看護専門学校の学生から心肺蘇生法などを学び、万が一に備えた。

 同本部が花巻高等看護専門学校の協力を得て毎年開催している。学生は5月に同校で上級救命講習を受講し、今回は2年生約30人が講師を務めた。

 このうち花巻農高(小船光浩校長、生徒263人)では2年生81人が受講し、学生10人が指導。生徒たちは2グループに分かれて自動体外式除細動器(AED)を使った救命措置、止血法、熱中症対策などを学んだ。

 このうちAEDを使った救命措置では、役割分担して救命対応を実践。生徒は患者の状態や反応を確認したほか、周りの人を呼んで119番通報やAEDの手配を依頼した。さらに胸骨圧迫やAEDによる処置に取り組み、救急隊員へと引き継ぐ流れを学んでいた。

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