北上・西和賀

手作業で実り実感 親子連れら稲刈り 北上・民俗村

鎌で丁寧に稲を刈り取る参加者

 北上市立花のみちのく民俗村で18日、「結っこ田んぼ」の稲刈りが行われ、参加した親子が昔ながらの手刈りを体験した。

 年間を通じて米作りを体験し、農作業の苦労や喜びを肌で感じてもらおうと企画しているもので、5月下旬の手植え、6月の草取りに続く農作業体験。同日は同市や近隣自治体から親子ら約40人が参加した。

 子どもたちは稲刈り用ののこぎり鎌を持って親と一緒に田んぼに入り、黄金色に実ったヒメノモチの稲を夢中になって刈り取っていた。1株をやっとの思いで刈って自慢げに親に見せる幼児がいたり、慣れた手つきでテンポ良く刈り取る児童がいたりするなど、あちらこちらで笑い声や歓声が上がっていた。刈り取られた稲は保護者らが4~5株を稲わらで縛り、はせ掛けやホニオ掛けした。

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