花巻

地域交流の場に コミュニティ食堂×自然遊び 2団体が体験イベント 花巻

コミュニティ食堂などの体験イベントで会話を楽しみながらカレーライスを味わう参加者ら

 花巻市にあるコミュニティ食堂「とりあえずココ・クレバ」を運営するCOCO―ARUBA(高橋早苗代表理事)と、親子自然遊びの機会を提供する「あそびばnekko」(岡田早希代表)は18日、活動を知ってほしいと同市若葉町の喫茶店ココ・タベルバ・ラパンで昼食や遊びの体験イベントを開いた。

 コミュニティ食堂は2020年に立ち上げ、昨秋に本格始動。高齢者や子どもたち、子育て中の人たちに毎月2回、無料で夕食を提供している。一緒に食卓を囲むとともに、食事に先立ち、宿題の時間や遊び、おしゃべりの時間を設け、地域コミュニティの拠点として世代を超えた交流が広がることを目指している。

 あそびばnekkoは、月1回のペースで親子参加型の自然遊びの機会を提供。地域の人々やモノを含む豊かな自然を探検しながら、共に遊び、学び、育ち合う活動を展開している。

 18日は、こうした活動を多くの人に知ってもらおうと体験イベント「ちいさな秋まつり」を開催。「子どもを一人で行かせて大丈夫か」「親子で行きたいが平日の夜は難しい」といった食堂への声や、自然遊びについても参加人数が限られていたことから、気軽に体験する場として企画した。

 体験イベントは喫茶店や近くのぎんどろ公園を使って開催。このうち昼食はカレーライスが出され、親子や地域住民、ボランティアの高校生らが会話を楽しみながら味わった。

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