バスの120年たどる 国内・県内変遷、年表と写真で 記念日ちなみ関連図書展示 胆沢図書館【奥州】
奥州市胆沢南都田の胆沢図書館(千田布美夫館長)の展示コーナーで「日本のバス120年」が開かれている。「バスの日」(20日)にちなみ関連図書を展示するとともに、年表や写真を交えてバスの歴史を振り返っている。10月31日までの予定。
同館では「話題ピックアップ!」と題して話題性のある出来事や歴史などを取り上げ、関連図書を交えて展示している。
今回は、京都市で日本最初のバスが走った日である1903(明治36)年9月20日から数えて今年で120年を迎えたことから、バスにスポットを当てた。同日は日本バス協会が87年に「バスの日」と制定している。
本県のバス運行は13(大正2)年の盛岡―宮古間で始まり、水沢―世田米(住田町)などバス会社の発展とともに路線が増え、戦後もバス路線の拡大や人口増に伴う利用者増などもあって暮らしを支える重要な公共交通機関となった。
コーナーには、同館司書が調べてまとめたバスの歴史と年表を掲示。国内と県内のバスの変遷を色別で記したほか、写真入りで分かるように工夫している。
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