岩手県産食材生かし開発 8商品登場 セブンでフェア
コンビニエンスストア最大手のセブン―イレブン・ジャパンは、19日から「いわての食財応援フェア」を展開している。優良な本県の食材7種を使用して開発したオリジナル8商品を県内全152店で販売。県産食材の魅力を発信し、地産地消につなげる。10月2日まで。
同社の創業50周年に伴い、全国で展開する「地域フェア」の一環。本県とは2009年に地域活性化包括連携協定を結んでおり、以前にも県産食材を使用した商品の販売実績がある。
今回販売しているのは▽岩泉町産茎わさびとしらすのおむすび(税抜き150円)▽一関名物あんかけかつ丼県産地養豚使用(同630円)▽鶏中華そば県産菜彩鶏肉使用(同598円)▽葛巻町産牛乳を味わうマカロニグラタン(同370円)▽期間限定いわて春みどりのコールスローサラダ(同230円)▽県産二子さといものいもの子汁(同398円)▽葛巻町産牛乳を味わうホワイトロールケーキ(同220円)▽県産山ぶどう果汁使用もちとろレアチーズ(同150円)―の8商品。
岩泉町産茎わさびと県産二子さといもは今回初めて使用した。一関名物あんかけかつ丼は本県のみの限定商品。一部商品は東北6県で販売する。売り上げ金額の一部は本県に寄付され、県内農業を支援する取り組みに役立てられる。
同社の子出藤優商品本部地区MD統括部東北地区シニアマーチャンダイザーは「フェアを通じて岩手の食材の魅力を県民だけでなく、県外の人にも知ってもらいたい。生産者を支援することで地域を元気にしたい」と話していた。