30年の足跡パネルで紹介 金ケ崎国際交流協会
金ケ崎町国際交流協会(及川俊孝会長、略称・KiFA)主催の「KiFA30年のあゆみ―パネル展」は、同町西根の町中央生涯教育センターで開かれている。各種活動を記録した写真や年表などを並べ、多文化共生社会の実現へ向けて歩んだ30年の足跡をたどっている。入場無料。30日まで。
同協会は1993年7月に創立された。同展では町と友好都市を締結している中国・長春市や、姉妹都市を締結している米アマースト町と独ライネフェルデ・ヴォアビス市との交流、春節やハロウィーンといった季節行事の体験会、各国の料理や音楽を楽しむ集会などの様子を写真で伝えている。
主な写真には会員らによる手書きのコメントも添え、当時の様子を詳しく伝えている。また、オーストラリアの伝統的な民族楽器「ディジュリドゥ」や東アフリカなどの女性らに愛用されている鮮やかなプリント柄の一枚布「カンガ」なども並べ、さまざまな角度から事業を振り返っている。