盛岡の食と工芸一堂に カワトク
盛岡地域の食や工芸の特産品を一堂に集めた「もりおか味と工芸展2023」は、盛岡市菜園のパルクアベニュー・カワトクで開かれている=写真=。出展32事業者の実演販売などを通して来場者が地場産品の魅力を感じている。25日まで。
もりおか味と工芸展実行委員会(会長・内舘茂市長)が主催。2020年に「盛岡市産業まつり」から「もりおか味と工芸展」に改称し、今年で42回目。
会場には、同市の友好都市である沖縄県うるま市の特産品を販売するブースのほか、24年夏に開業予定の道の駅もりおか渋民に飾る石碑の点刻などの体験コーナーも設けた。
食品関連では料理人が目の前で調理し、4種類の短角牛が味わえる焼き肉弁当や、三陸の海の幸をふんだんに使った海鮮弁当などが並び人気を集めている。
海鮮弁当を購入したという滝沢市の主婦日影真美さん(56)は「地域の特産品が楽しめるこうした物産展があるのは助かる。いろいろな物を一度に見られるので楽しい」と話していた。
開催時間は午前10時~午後5時。