難関国家資格取得 危険物取扱者試験甲種 池田さん(黒沢尻工高3年)合格【北上】
北上市村崎野の県立黒沢尻工業高校(村上智芳校長)の池田芽衣さん(材料技術科3年)は、難関国家資格の危険物取扱者試験甲種に合格した。2023年度の県内高校生では唯一で、同校にとって3年ぶり。さまざまな資格に挑戦する池田さんは、さらなるステップアップを志している。
危険物取扱者免状は、取り扱える危険物の種類に応じて難しい方から甲種・乙種(全6類)・丙種があり、危険物に関する法令や物理、化学、危険物の性質などが出題される。全種類の危険物を扱える甲種は物理や化学などで高校卒業以上の知識も求められ、22年度の全国の高校生の合格率が19・7%、全体でも36・8%の狭き門となっている。
池田さんは6月に奥州市で受けた試験について「難しかったので取れると思っていなかった」と振り返るが、見事一発で合格。参考書などを使って問題を確実に解けるように繰り返し、分からないことは同科の横向利昌教諭に教わりながら毎日3時間ずつ勉強した。
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