インフラ整備 現状理解 現場見学、作業体験も 花巻農高1年生
県立花巻農業高校(小船光浩校長)の環境科学科1年生17人は27日、花巻市石鳥谷町好地地内の県道石鳥谷大迫線大正橋の橋梁(きょうりょう)補修工事現場を見学、コンクリートの劣化状況診断の作業を体験した。生徒は老朽化が課題となっている道路橋などの点検と修復が計画的に進められていることを学んだ。
インフラの維持管理を担う土木技術者の担い手確保と育成を目的とした県の橋梁メンテナンス工事現場見学会の一環。職業選択前の早い段階から関心を持ってもらおうと、県内土木系学科の高校1、2年生を対象に2022年度から実施している。
同科1年生は、大正橋と、同市西宮野目地内の県道東和花巻温泉線宮野目跨線(こせん)橋の両橋梁補修工事現場を見学。橋梁の老朽化対策が喫緊の課題となっていることを学んだ上で現場を見学し、実際に行われている作業を体験した。
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