本県の酒文化堪能 イベントを初開催 盛岡
県内各地の酒が楽しめるイベント「いわて酒ノ宴2023inもりおか」は30日、盛岡市のもりおか歴史文化館前で始まった。来場者は日本酒やビール、ワインなどの試飲を通じ、本県の豊かな酒文化の魅力に触れている。
観光商工団体などでつくる盛岡広域元気まるごと発信事業実行委員会が主催。酒造りの文化を中心に地域資源の魅力を発信する事業の一環で、蔵元と消費者が交流できる場をつくろうと初開催された。
イベントには、盛岡広域圏をはじめ、沿岸や県南の酒造会社など約20団体が参加。会場で購入できる試飲チケットと引き換えに、各ブースでは計110種を超す多様な酒が楽しめる。
金ケ崎薬草酒造(金ケ崎町)では全国的にも珍しい国産ハーブリキュールが味わえ、人気を集めていた。盛岡市の会社員吉澤求子さん(56)は「クセがなくて飲みやすい」と笑顔で話していた。
最終日の1日は、午前11時から午後4時まで開かれる。試飲チケットは2000円(税込み)。