南部杜氏の里まつり 自慢の新酒飲み比べ【花巻】
第41回「南部杜氏の里まつり」(実行委主催)は9月30日夜、花巻市石鳥谷町好地のビバハウスいしどりやで開かれた。市内外の日本酒愛好者らが、全国で活躍する南部杜氏が手掛けた自慢の新酒を堪能した。
日本三大杜氏の一つに数えられる南部杜氏を送り出す同町と酒造り文化を内外にアピールする恒例行事。新型コロナウイルスの影響で中止、開催形態の変更を挟み、参加者を200人に限定して4年ぶりの通常開催となった。
実行委名誉会長の上田東一市長は「南部杜氏が造ったおいしい酒を皆さんと楽しみ、南部杜氏の里としてさらに発展することを願う」とあいさつ。実行委員長の中村弘樹花巻商工会議所石鳥谷支部会長の乾杯でスタートした。
今回提供されたのは、南部杜氏が醸造技術を競う第104回自醸清酒鑑評会の出品酒、上位入賞酒の力作。吟醸酒と純米酒から60銘柄ずつの120本(1本720ミリリットル)が16のテーブルに分けて置かれ、参加者はテーブルを巡り、おちょこでじっくり味わったり、飲み比べて自分の好きな味わいや香りを確かめたりしていた。
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