【電子号外】大谷 本塁打王 ア・リーグ 44本、日本人初の快挙
【アナハイム時事】米大リーグは1日、ア・リーグのレギュラーシーズン全日程が終了し、エンゼルスの大谷翔平選手(29)=花巻東高出=がア1位の44本塁打で日本選手として初めて本塁打王に輝いた。
6月にメジャー通算150号、日米通算200号の節目を迎え、月間15本塁打と量産。7月には3試合連続本塁打や3打席連発も記録した。8月23日に44号を放った後は数字が伸びず、損傷が判明した右肘靱帯(じんたい)の手術のため閉幕までの25試合に出場しなかったが、トップを守った。
9月19日に2度目の右肘手術を受けており、来季は打者に専念し、投手復帰は2025年になる見込み。オフはフリーエージェントになり、新たな契約の行方が注目される。
大リーグ打撃主要3部門(打率、本塁打、打点)での日本勢のタイトル獲得者は、これまで01年と04年に首位打者になったイチロー(当時マリナーズ)のみ。