交通安全講話、女子中学生が挑戦 「腹話術人形」所長とクイズ 職場体験学習 北上署口内駐在所
北上署口内駐在所の菊地洋所長扮(ふん)する腹話術人形「ヒロくん」と、「ゴウくん」こと県警鉄道警察隊の高城剛警部補による交通安全講話は、北上市の口内地区交流センターで開かれた。市立北上北中学校の上野梨穂さん(2年)が職場体験学習として講話に加わり、地域の高齢者らから温かな拍手を浴びた。
上野さんは“交番女子”の活躍を描いたテレビドラマ「ハコヅメ」を見て警察官の仕事に興味を抱き、9月28、29の両日に行われた職場体験学習先に北上署を選んだ。駐在所などでは、巡回やパトロールに随行するのが一般的だが、菊地所長が「警察広報の一つの手段として腹話術人形があることを知ってもらいたい」と、講話に挑戦してもらうことにした。
当日は本番前に3人で入念に台本読み。「学校の劇ではあまり目立たない役ばかりだった」と首をすくめる上野さんだったが、高城警部補から「テンポがとても良かった。登場する時の『はーい!』を強く元気に言うよう意識して」と助言を受け、本番に臨んだ。
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