だし3種類 ぜいたくに 「早池峰つゆ」発売 東和・佐々長醸造【花巻】
花巻市東和町の佐々長醸造(佐々木洋平代表取締役社長)は、新商品「早池峰つゆ」を発売した。かつお節、日高産コンブ、県産シイタケと3種類のだしをぜいたくに使った逸品。黒色を基調としたラベルデザインも目を引き、同社の新たな人気商品として注目を集めそうだ。
同社は1906年に造り酒屋として創業。その後、みそとしょうゆの醸造を開始した。40年ほど前に開発した「老舗の味つゆ」はロングセラー商品で、2022年にテレビ番組で紹介されると全国で品薄状態となった。
早池峰つゆの開発は3年ほど前に開始。カツオだしのみを使用する万能タイプの老舗の味つゆに対して、そばに合うつゆをコンセプトに複数のだしを組み合わせた。県産大豆しょうゆをブレンドした3倍つゆで、深い味わいを実現した。
9月27日から販売。新商品は19年に発売した「岩手・老舗の白だし」以来4年ぶりとなる。
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